建物の寿命を高める防水施工方法

建物の寿命を高める防水施工方法は、これらが挙げられます。

  • アスファルト防水
  • アスファルトルーフィング材に融解したアスファルトを使い、
    アスファルトルーフィングを積み重ねて防水層を作る防水工法です。
    水密性や耐久性が非常に高く、施工の不具合が出にくい工法です。
    17~30年程と、防水方法の中では1番寿命が長いという大きな利点があります。
    アスファルトルーフィングを張り重ねて作るので、
    狭い空間や凹凸が激しい空間の防水工事には不向きです。

  • 塩化ビニル系シート防水
  • 塩化ビニル樹脂系のシート材で構成する防水工法であり、
    接着工法と機械的固定工法の2つの方法があります。
    紫外線や熱に対して、大変耐久性が高い防水工法です。

  • ウレタン防水
  • 液体のウレタン樹脂を塗布し、
    硬化させる事によりゴム状の弾性防水層を作る防水工法です。
    密着工法と通気緩衝工法の、2つの工法があります。

  • FRP防水
  • 線維強化プラスチック防水の略称であり、
    ガラス繊維などの補強材にポリエステル樹脂を塗布し、
    防水層を作る工法です。
    耐衝撃性と耐水性に富んでおり、成形性に優れているので
    細かい部位に最適な防水工法です。
    しかし、素材が硬すぎるので、地震などの大きな動きが
    あった場合は割れてしまう事もあります。

  • 合成ゴム系シート防水
  • 合成ゴム系のシート材1枚で作られた防水層で、
    防水効果を発揮する防水工法です。
    接着工法と機械的固定工法の、2つの工法があります。
    動きに対して追従性が非常に良いので、地震等が起きても安心です。
    しかし、1枚の防水層なので薄いという部分が損傷を受けやすく、
    鳥等の影響を受けやすいのが難点です。

このように、防水工法は選ぶ工法により効果が様々です。
部位により適した工法を選択しなければ、
簡単に雨漏りを起こしてしまう事があります。
シート系の防水の方が耐久性が高いので、
広い部位にはアスファルトやシート系が適しています。
また、狭い部位には液体を使って塗膜を作る塗膜系が適しています。

防水工事は1度行うと安心にも思えますが、他の施工部位と同様に寿命があります。
10年以上経ったら、定期的に点検をして不具合を補修するようにし、
建物を雨水等からしっかり守るようにしましょう。

定期的な点検は防水専門業者へお願いするようにしましょう。

建物をしっかり守るためには、このように雨水を
遮断する事はとても大事な事となります。
徹底的に雨水から建物を守り、
建物の寿命を高める努力をしましょう。